浮世絵展~北斎‣歌麿‣写楽‣廣重‣国芳

待ちに待った「浮世絵展~北斎・歌麿・写楽・廣重・国芳~」が9月3日(土)~10月16日(日)まで八女伝統工芸館35周年記念イベントとして特設会場にて開催されます!!コロナ感染が収束して、多くの方々がこの素晴らしい芸術作品に出会えることを祈っています。

 

◆ 期間/93日(土)~1016日(日)※月曜日休館日(9月19日、10月10日は開館)

◆ 時間/9:00~17:00

◆ 会場/八女伝統工芸館 特設会場【マップ】https://goo.gl/maps/VkXi2MNJSv4KSbaV7

◆ お問い合わせ先/TEL:0943-22-3131

◆ 復刻版木版画・グッズ等の展示販売いたします。

【入場無料】 

◆ 主催/(一財)八女伝統工芸館

◆ 後援/八女市・八女市教育委員会◆ 協力/港屋

 

Ukiyo-e(浮世絵)

 

 ◆ 葛飾北斎<本名:川村鉄蔵>1760年(宝暦10年)~1849年(嘉永2年)没90歳

 

江戸時代後期の浮世絵師。江戸本所割下水に生を受け、4歳で幕府御用鏡師(中島伊勢)の養子となり、手先が器用だったことから14歳で木彫り職人に弟子入り。19歳で勝川春章に入門し、勝川春朗の名を得て20歳で細半役者絵によって浮世絵の世界に登場する。

 

北斎は生涯を通じて約3万点と数多くの作品を残している一方、画号を30回も改名したり引越しを93回もしたなど変わり者だったことを伝えるエピソードはあるものの、その生涯に関する資料は少なく謎多き人物であります。

 

しかし北斎は日本を代表する浮世絵師で世界で最もその名を知られた日本人であり、印象派の画家ゴッホやモネ・ドガを驚かせ、与えた影響は多大なものでした。代表作「冨嶽三十六景」「北斎漫画」ほか

 

 ◆ 喜多川歌麿<本名:北川市太郎>1753年(宝暦3年~1806年(文化3年) 没54歳

 

江戸時代後期の浮世絵師。姓は北川のち喜多川。生年・出生地・出身地など不明。生年に関しては、没年(数え54歳)からの逆算で1753年(宝暦3年)とされることが多い。

 

 初めの号は豊章といい、天明初年頃から歌麻呂、哥麿と号す。生存時は「うたまる」と呼ばれていたが直接本人を知るものがいなくなった19世紀過ぎから「うたまろ」と呼ばれるようになったとされる。

 

 歌麿は背景を省略して白雲母を散りばめ、それまで全身を描いていた美人画の身体を省き顔を中心とする構図

 を考案した。これにより人物の表情だけでなく内面や艶も詳細に描くことが可能になった。代表作「婦女人相十品」「婦人相学十躾」「美人大首絵」ほか

 

 ◆ 東洲斎写楽<本名:斎藤十郎兵衛>1763年(宝暦13年)~1820年(文政3年)没57歳

 

江戸時代中期の浮世絵師。彗星のごとく浮世絵界に登場し、約10ヶ月の短い期間に145点余りの役者絵などの作品を版行したのち、忽然と画業を絶ち姿を消した謎の絵師として知られている。

 

 役者の大首絵はデフォルメを駆使し、目の皺や鷲鼻・受け口など顔の特徴を誇張し、その役者が持つ個性を大胆かつ巧みに描き、表情やポーズもダイナミックで、それまでにないユニークで個性的な作品は強烈な印象を与えた。

 

 生没不詳とされているが、その出自や経歴については様々な研究がなされてきたが、現在では阿波徳島藩主蜂須賀家お抱え能役斎藤十郎兵衛とする説が有力とされている。代表作「大首絵」ほか

 

 ◆ 歌川廣重<本名:安藤重右衛門>1797年(寛政9年)~1858年(安政5年)没62歳

 

江戸時代後期の浮世絵師。江戸の八重洲河岸の定火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生。13歳で家督を継ぐが、幼いころからの絵心がまさり15歳で歌川豊広に入門し、翌年には歌川広重の名で一遊斎の号で登場する。

 

 はじめは役者絵から出発し、美人画に手を染めたのち風景画・花鳥図を描くようになる。そのほか歴史画・張交絵・戯画・玩具絵・春画・肉筆画・摺物・団扇絵・双六・絵封筒・絵本・合巻や狂歌本などの挿絵を残し、その総数2万点にも及ぶと言われている。

 

 印象派のゴッホやモネなど西洋画家にも影響を与えた。代表作「東海道五十三次」「名所江戸百景」ほか

 

 ◆ 歌川国芳<本名:井草芳三郎>1798年(寛政10年)~1861年(文久元年)没63歳

 

江戸時代末期の浮世絵師。江戸日本橋本銀町一丁目京紺屋(染物屋)柳屋吉右衛門の子として誕生。幼少期より絵を学び、12歳で描いた「鍾馗提剣図」が初代歌川豊国の目に留まり15歳で入門。

 

 役者絵・武者絵・美人画・名所絵・戯画・春画まで様々なジャンルを描き、巨大な鯨や骸骨・化け物などが跳梁するダイナミックな作品に本領を発揮している。

 

 画想の豊かさ・斬新なデザイン・奇想天外なアイデア・確実なデッサン力で多数の作品を生み出しており、その反面肉筆画の作品は種類は多彩だが現存数が少なく、現在確認されている錦絵の作品数は5300枚余。

そして国芳は、無類の猫好きとしても知られ、懐に猫を抱いて作画していたと伝えられる。代表作「相馬の古内裏」ほか